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凄くあろうとしない事の凄さ


(Photo by Rui Izuchi)

土曜日はFLAT SCHOOLING Vol.21を開催しました。
ゲストスピーカーは石川直樹さん。


石川直樹さんはカメラマンです。
なぜ僕が石川さんを呼ぼうと思ったかというのは
こちらに少し書いてありますが
簡単にいうと1枚の写真にやられてしまったからです。
その光景は心の中に留まっていて、今でも思い出せます。
そんな心を焼き付けて留まらせ続ける写真を撮る人は
一体どんな事を考えているのか?どんな人柄なのか?
気になってしまったのでした。

実際にお会いして少しの間ですが一緒に行動してお話を聞いていると
うっすらとですが石川さんの魅力の輪郭が見えて来たような気がします。

それは「凄くあろうとしない」という凄さです。

人は誰だって自分を良く見せようとか
こういうのいいだろってのを追求したりします。
たまには話だって盛っちゃったりしますしね。

広告やデザインの世界も然りで
より美味しく見せたり、よりかっこ良く見せたり、
写真だってシズルを出すように表現したりします。
それが全く悪い訳ではありません。
ですが、石川さんの表現にはそれがすっぽり無いんです。

旅が好きで、好奇心の先を追求している。
カメラは記録だと言っちゃうその目線から生み出される写真には
「誇張をしない表現」が映し出されているんだと感じます。

その表現の方法は
「もしかして現地に行けば自分も撮れるんじゃない?」と
参加者の一人も思われたほど…(笑)
でもそこにこそ、
石川さんの魅力が詰まっているのだと思います。


(Photo by Rui Izuchi)


淡々としている石川さんのお話。
バックグラウンドの苦労を感じさせないからこそ
人としてもそうですが、写真としても
凄くあろうとしていなくて、何だか心地がいいのです。

不純物が入っていない色合いというといいのかな?
驚きを常に大切にしながら好奇心の先を見に行くと語るまっすぐな目には
彼が17歳の時に旅したインド・ネパールの時から
変わっていないからこそ人を惹き付ける写真を撮るんだろうなぁと。




SCHOOLINGが終わった後はSLANTの日村さんも交えて懇親会。
日村さんも相当アツイ方でした。

アパレルショップを経営する傍らギャラリーを立ち上げ
現在は石川さんの写真集などの出版もされています。

僕が石川さんを呼ぶきっかけになったのもSLANTさんの展示でした。

サポートをする側のギャラリスト目線、そして経営者の目線。
飛び込んでいく覚悟や腹のくくり方。
本当に勉強になりました。
「明確化」しないといけないいなと
最終的には自己を振り返るSCHOOLINGとなったのでした。



自分が話を聞きたいと思った人の話をこれだけの多くの方に参加していただき
知恵やアイデアのかけらが持ち帰れた聞き、主催者としては嬉しい限りです。

参加者の皆さんどうもありがとうございました。
そして石川直樹さん、本当にありがとうございました。


次回、またおもしろい会を考えます。

1つ面白いなと思ったのは石川さんがたまに開催しているという
「写るんです」を使ったワークショップ。

小学校の生徒に渡して通学路を写真に撮ってもらって
印刷して新たな目線を発見するというワークショップ。
なんだか楽しそう。
最近写るんですにハマっているRUIちゃんどうですか〜??(笑)



Fuminobu Nakamura


 


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